最近の読書

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー Kindle

著者の息子とのエピソードを通じて差別について考えさせられる一冊。
日本にはあまり無い話かな?と思いきや、日本でのエピソードも書かれている。
いろいろな民族が集まると、こういう差別に関する気遣いがどうしても必要になるのね。なるほど。

世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた Kindle

戦略に関する部分を読んでいて、「そういえば、自分の行動には戦略というものがかなり欠けているのでは?」と、はっとさせられた。この気付きは大収穫になるかもしれない。
ブックガイドとしてもなかなか良い一冊。

ゲイバーのもちぎさん(1) (パルシィコミックス) Kindle

ゲイバーのもちぎさん(1) (Palcy)

ゲイバーのもちぎさん(1) (Palcy)

  • 作者:もちぎ
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: コミック
随分と女性のお客さんを意識した内容だなというのが読んだ印象。
不幸な人を見物して同情したふりをするのがこの本の読者だったりするのでは?なんてヨコシマな考えが浮かんできてしまった。
とは言えこれを読んでる私もそういう目線が無いわけでもない。
あとは、この著者の本でいつも不思議に思うのは、絵が拙いのに漫画として結構読めてしまうこと。ネームがしっかりしているという事なんだろうかねえ?

マイ・ブロークン・マリコ (BRIDGE COMICS) Kindle

表題作は、友人の死に対する反応の話。心に切なく響く良い漫画体験が得られた。
もう一つ短編が収録されているが、こちらは特にピンとくるものは無かった。
Amazonレビューによると、この本にピンと来るかどうかは好みの分かれる所らしい。

下級国民A Kindle

下級国民A

下級国民A

  • 作者:赤松 利市
  • 発売日: 2020/02/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
著者初のエッセイ。初めて赤松利市の本を読んだ。
なるほど、こういう世界もあるんだなと。
人生体験だけでも書くことがたくさんありそうな作家だ。
東京に来てからの話や、このエッセイ以前の話も読んでみたい。

ブルーピリオド(7) (アフタヌーンコミックス) Kindle

ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC)

ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC)

新展開突入という事でどうなるのかと思ったが、悩み苦しみ美しく生きる登場人物達に心を揺さぶられる感じは変わらない。
漫画っていいな!と思わされる。
もちろん、これからもか追いかけます。

色塗りチュートリアル 立体感のあるキャラを描こう! (日本語) 大型本

デジタルにおける色の塗り方、考え方について書かれた本。
説明にはPhotoshopの用語が使われているが、ソフトの種類に拠らない内容。ソフトの操作法に関する本では無い。
光が物体に反射して目に入って色として認識できる…的な部分は、3DCGについて学んだ時に知ってはいた。
それ以外の部分については「こう塗る理由」的な事もある程度書かれており、「なるほど」と思わせられるものがあった。
ソフトの使い方本や、配色サンプル本はこれまでも沢山あったが、これはありそうで無かったタイプの本なのでは?
既知の内容もあったが、全体的に悪くない本だった。

休日ジャンクション (ビッグコミックス) Kindle

短編集。作者がこの中の一編、家猫の話をTwitterで公開されてて、それを読んで興味を持って購入。
全体的に、淡々とした展開の中から機微、描写を味わう感じかな。
読んでいて何とも思わないような、何かをうっすら感じるような。
要するに地味だ。
美男美女が登場するわけでもなく、激しい物語展開もなく。
正直なところ、誰に向けた本なんだろうかと思ってしまった。
まあでも、たまにはこんな一冊も悪くない。