最近の読書

人生は苦である、でも死んではいけない Kindle

タイトルに惹かれてこの本を選んだ。

「存在していること自体が認められている」、「成功することを人生の目標にしない」。
のような言葉は、心が弱っている時など、深く響く時もあるのだろう。
だが、これを読んだ今の自分としては「そういう考えでは前に進めない」という思いも湧いてしまった。

でも、わからなくもないんだよ。
目標があって、そこに到達しないうちは苦労、不幸だなんていうのは嫌だもの。

同じ著者の「嫌われる勇気」も自分にはイマイチ「ガツン」と来るものが無かったので、この著者と相性がよくないのかも。
あるいは再読してみたら、より深く見えてきたりして?

最後のカエルの話は面白かった。
あきらめてしまうのでも、何か自分を超えた力が働いて何とかなるだろうと考えて何もしないのでもなく、できることをしていくしかない。
そうか、なるほど。

ラインを極める:人体ドローイングマスターコース ライン、構造から陰影まで

これは、ジェスチャーがまずあって、それから各部位を詳細に描いていく、という手法を教えているのだと思う。
「マイケル・ハンプトンの人体の描き方」などと同じタイプの描き方なんだとおもう。
「だと思う」なんていう書き方をしている理由は、ジェスチャーを教えているパートがイマイチ理解できなかった感じがあったからだ。

一回通して読んでみて、だいたい何が書かれているかわかった。あとは、模写するなど実践しないとどうしようもないタイプの本だね。

ブルーピリオド(11) (アフタヌーンコミックス) Kindle

そうか。11巻はこう来たか。
話的にはちょっとした中休みと言ったところか。
悲しい部分を残している所がよいね。

16bitセンセーション 2 私とみんなが作った美少女ゲーム Kindle

それほど激しく感情を揺さぶられる感じでもなく、かと言って退屈なわけでもなく。
「こんなことあったよね」「ありそうだよね」なんて思いながら、まったり読み進めたら、終わってた。
前巻もそうだったが、同人誌版にあったカラーイラストページが無いのが寂しい。

私のジャンルに「神」がいます2 Kindle

前巻と比べると、登場人物からやや毒気が抜けた感がある。
女性向け同人ならではなのかは判らないが、自分の同人・創作への想いとだいぶ違った視点を垣間見ることができ、興味深い。
前巻からインパクトは若干薄れたが、次巻があれば迷わず買うだろう。

インディーゲーム・サバイバルガイド PDF版

日本発のインディーゲームの実開発以外のあらゆる事が書かれていた。
知らなかった事も沢山あったし、おぼろげに思っていた事を文章化されていると感じる部分もあった。
夢のように儲かる話は書かれていない。むしろ、それだけでは生活できないケースも多いそうだ。
日本以外での販売も視野に入れるのが基本なので、英語ができると有利なようだ。
かなり情報満載で濃い本。
欲を言えば、海外の作家さんについても知りたかった。その辺は、英語で情報を仕入れるのが良かろう。