東大読書

読みました。
私は本に対してそれなりにお金も時間も掛けていますが、身についているかどうかは疑問に感じています。だからこの本を読んでみようと思いました。
実践するには手間になる事も結構書かれていたけど、とりあえず感想を言う、短くまとめるという事は実践してみようかと思う。

本の読み方を変えるだけで「地頭力」が鍛えられるんだそうで、その方法が書かれていました。

気になったポイント

  • 本を読む前の準備
    • タイトルを読む、本のカバーや帯を読む。予備知識がある状態になり、本の内容が吸収しやすくなる。
    • 仮説作り。目標、目標までの道筋、スタート地点をまとめる。
  • 本の読み方
    • 取材読み。読者でなく記者になったつもりで読む。相槌、質問、メモ取り。
    • 整理読み。「短くまとめられる=ちゃんと理解している」。文章の最初と最後が「骨」である事が多い。
    • 検証読み。同じ分野の本を複数同時に読み、共通点や相違点を探し、考える。多面的な思考力が身に着く。
    • 議論読み。本と会話する事で、読んだ本を活かす事ができる。本の感想を言うだけでもよい。
  • 読むべき本の探し方
    • ベストセラー。良い本とは限らないが、議論を呼んでいる事が多い「毒か薬か」ではある。
    • 推書してもらう。SNSAmazonのレビューでもよい。
    • 古典。時代の流れに負けないだけの魅力がある作品だということ。
    • 今年のマイテーマを決める。同じ分野の本を複数読みしやすい。
    • 読まず嫌いを避ける。浅いよりも深いほうがよくて、狭いよりも広いほうがいい。

どんな文章でもどんな本でも、最初から最後まで1本、「骨」になる「主張」が通っているのです。スタートからゴールまで、方向は定まっているわけです。そして、その「骨」になる「主張」に、さまざまな「身」がついている。